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書類選考に通る、職務経歴書のコツ

職務経歴書のコツ 金融業界編

ポイントはここ!
金融業界は「信用」を重視する業界。それだけに、スキルはもちろん、人柄や考え方まで伝わる職務経歴書が理想的です。

さまざまなキャリアコンサルタントに話を聞くと、書くべき内容はきちんと押さえられているケースが多いです。あとは読み手にとって、いかに見栄えがするものを作るかという視点で再構成し、他の候補者との差をつけることが大事です。

また、中途採用は即戦力募集です。これまでの実績を通じて転職後にどんな活躍ができるのか、具体的にイメージできるような書類を目指してください。
コツはここ!
コツ1書類の「見栄え」も大事なポイント構成やレイアウトに配慮を!
素晴らしいご経歴を、その素晴らしさのままに伝える、見栄えのする書類を作りましょう。ポイントは、採用担当者が「数多くの職務経歴書を見る」という立場にあることを考慮することです。読みやすいように箇条書きでまとめるのが第一歩。そして、レイアウトも整然と美しく、分かりやすくしましょう。書類の見栄えからは、プレゼンテーション能力・文章構成力が見られています。
コツ2 即戦力としての活躍を、具体的な実績でアピール!

即戦力を求める求人が特に多いのも、金融業界ならではの特徴です。例えば、証券・保険から銀行へのキャリアチェンジといった事業内容をまたいでの転職では、即戦力としていち早く結果を出せることが、大きなアピールポイントになります。実績をわかりやすく、出来れば具体的な数字で記入しましょう。ここでは、再現性があることを示すのがポイントです。

コツ3聞かれる前に書いておきたい「退職理由」「転職理由」を記載する!
退職理由が書かれていない、あるいは「一身上の都合により」とだけ記載されている場合、人事担当の心情として「何か問題があって退職したのでは?」と疑問をもたれることがあります。信用を重んじる金融業界。はじめからきちんと書いておくほうが良いでしょう。特に転職回数の多い方の場合、よからぬ推測をされないよう、明記しておくことをお勧めします。
コツ4根底にあるのは人としての「信用」志望動機で、考え方や人間性をアピール!
志望動機・自己PR欄には、ご自身の考え方や人間性が伝わる内容を入れておきましょう。データだけの冷たい職務経歴書に人の温かさが付け加わりますし、考え方に共感してもらえれば、あなたへの信用度が高まります。ポイントをおさえ、3行~5行程度で伝えるのがベスト。なお、この点は面接でも話のタネになります。