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書類選考に通る、職務経歴書のコツ

職務経歴書のコツ 派遣社員編

ポイントはここ!
正社員としての就業を希望される場合、職務経歴書の書き方次第でスキルを低く見られたり、転職回数が多く定着できない人物と見られたりすることがあります。せっかくの力を相手に充分伝えられないままに、不採用の通知を受けるのはもったいないことです。正社員と変わらない仕事をしてきた、実力を蓄えてきたことが充分に伝わる書類作成を心がけましょう。

また派遣社員の方の場合、経験した職場や仕事内容が多くなりがちです。書類作成を通じて自分のこれまでの経歴を振り返るのは、非常にいい機会だと言えます。応募書類は面接のためのツールでもあるため、ぜひこの機会を活かしてご自身の経歴をしっかりと整理しておいてください。
コツはここ!
コツ1派遣回数が転職回数と捉えられることも…派遣での就業経験はまとめて記載!

派遣での就業の場合、短期間に複数の会社に勤めることがあります。その経験を羅列すると非常に量が多くなりますし、派遣先社名などが入っていると、採用担当者が「転職回数が多い方」と誤認するリスクが出てきます。

それを避けるためにも、派遣経験だけを分かりやすくまとめて表記する方法をおすすめします。概要と詳細に分けて書くと、より分かりやすくなるでしょう。

コツ2派遣社員から正社員への意識転換のポイント自己PRではなく「志望動機」を明記!

派遣社員という働き方は「スキル」を買われて働きます。しかし正社員の場合、スキルに加えて「その会社の一員」として働く意識が求められます。しかし派遣社員から正社員を目指す方の中には、この意識が希薄なためか、自己PRに終始した職務経歴書を作成してしまう方も少なくないようです。

そうならないよう、職務経歴書のまとめには、自己PRではなく「志望動機」を書くことをおすすめします。志望動機は、応募先企業についてきちんと調べなければ書けません。この点をしっかりと押さえておけば、面接で「なぜこの会社を選んだのか?」という質問にも明確に答えることができます。

コツ3現場の担当者が知りたい情報を伝える仕事内容・身につけたスキル・責任範囲をアピール!
現場の方が書類を通じて一番知りたいのはスキルです。それに加えて「仕事内容」と「責任範囲」を記載しておくと、職務経歴書がさらに充実します。派遣での勤務で誤解されやすいポイントは「限定的・定型的な業務にだけ携わってきたのではないか」「責任ある仕事を任されなかったのではないか」という点です。キャリアの詳細を書類でしっかり説明し、ご自身の情報を適切に伝えるようにしましょう。