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52回 アンケート集計結果

「海外での勤務」について

これまでに海外勤務の経験が『ある』方は「24%」。海外勤務の辞令を受けて『喜んで受け入れる』方は「59%」。
( ※ 一番多かった回答より )
第52回は「海外での勤務」についてお伺いしました。経済のグローバル化が進む中で、日本国内だけにとどまらない事業展開を模索する会社は多いです。もちろんその中では、海外勤務をする方も増えてきます。その一方で、最近では「ガラパゴス化」という言葉がささやかれるように、日本人の意識が「内向き」になってきているのではないかという指摘もあります。そんな中、皆さんが「海外で働くこと」にどんな意識を持っているのか、アンケートをおこないました。ぜひご覧ください。
実施期間:2010325日~ 2010421
有効回答数:991
担当:事務局 きむら
海外勤務の経験についてお伺いします。
a)これまでに海外勤務(3ヶ月以上)をした経験はありますか?---【年代別グラフ】[ある]全体:24%、20代:15%、30代:16%、40代:18%、50代:38%、[ない]全体:76%、20代:85%、30代:84%、40代:82%、50代:62%
b)a)で「ある」と回答した方にお伺いします。どこの地域で働いた経験がありますか?---【年代別グラフ】
c)a)で「ある」と回答した方にお伺いします。海外での勤務を希望していましたか?---【年代別グラフ】[希望していた]全体:51%、20代:69%、30代:50%、40代:48%、50代:53%[希望していなかった]全体:49%、20代:31%、30代:50%、40代:52%、50代:47%
d)a)で「ある」と回答した方にお伺いします。海外勤務の前後で「働き方」や「働くことへの意識」に変化がありましたか?---【年代別グラフ】[あった]全体:67%、20代:56%、30代:55%、40代:75%、50代:67%[なかった]全体:33%、20代:44%、30代:45%、40代:25%、50代:33%
具体的には…
オーストラリアでは、働くということに日本ほど価値が置かれてなく、できれば働くのは最小にして、余暇の時間をより持って人生を楽しむことが良いとされている。仕事の仕方が時に雑になるものの、効率的に仕事を進めようという姿勢が強くあった。仕事に対する思想の違いに、自分の働き方を大いに考えさせられた。(32歳 男性) 2年前に短期で中国に出張したとき、現地スタッフの多くが、日本人より仕事に対して積極的で、勉強熱心な印象を受けました。中国に技術を教えに行ったつもりが、逆に教わることのほうが多く、カルチャーショックを受けたのを覚えています。それ以降、常に危機感を持ち、日々精進の気持ちで仕事に取り組むように心がけています。(40歳 男性)
よく、日本人は個性がないと言われるが、海外にいくまでは「そんなことはない」と思っていた。しかし、海外で働く中で、ひとりひとりが本当に自分の考えを持って、自己主張していた。周りに合わせるだけでなく、自分の考えをしっかりもたなければいけないと痛感した。(35歳 女性) 日本では、大きな組織の中での一般社員だったけれど、海外勤務では、小さいながらも現地の責任者へと立場が変わった。これによって経営者の目線での管理、運営を行うようになった。(37歳 男性)
外国人の思考や他国ビジネスルールを目の当りにすることで、それ以降の仕事に対する視野が広がりました。外国企業の開拓、商談、その他のコミュニケーションにおいて、相手の考え方が理解できるようになり、スムースに遂行可能となりました。(42歳 女性) 日本ではIT産業にいたということもあり、生活の大部分を仕事が占めていた。しかし、私の赴任先ではほとんどの同僚が、仕事も生活も楽しみ、精神的に豊かな暮らしをしていると思った。Work&Life Balanceについてかなり考えさせられた。(47歳 女性)
e)a)で「ある」と回答した方にお伺いします。海外勤務の中で得られた、もっとも大きな学びは何でしょうか?
自分の考えをしっかり言うことの重要さ。考えがないと、人として評価されない。また、ビジネス英語に見受けられる、常に前向きな回答(実際には結果が悪くても)は、日本でも使えるコミュニケーション術と思いました。(26歳 男性) リーダシップの取り方。海外では文化の相違があるため、その国を敬った仕事のスタイルが必要です。その土地を尊敬し、文化も理解しながら、スタッフには正しいことは正しい、悪いことは悪いのだと教えることが大事です。(37歳 女性)
日本の価値観との違い、文化的ギャップを体感できたこと。日本と比較すると絶望的、絶対的な格差がある社会がほとんどだと思う。日本に住んでいると頭では理解したつもりになっていたけれど、実際には理解できなかったと感じる。(37歳 男性) 人生の中で、仕事でなければまず行かないであろう場所で、仕事、生活をできたこと。苦労したことが沢山あったが、今はその経験のおかげで、多少の辛いことがあっても辛抱強くなったのではないかと思う。(40歳 男性)
文化を理解することの難しさを学んだ。異文化の人々とのコミュニケーションでは、日本では常識として気にも留めないようなことが大問題になったり、なぜ自分の考えが通じないのか悩まされたりすることが多々ある。相手の文化、歴史、宗教、今のトレンドなど、いろいろ踏み込まないと文化はみえてこない。(42歳 男性) 相手をよく理解し、たくさん話し合うこと。結局国は違えど、商売とは人間と人間とのやりとりです。言葉の理解の違いで、思いこみから激怒したり、上手くいかなかったことなどは日常茶飯事。現地では、現地の言葉を覚えることと、覚えようと努力する姿勢が大事です。(37歳 男性)
これまでに海外で勤務したご経験のある方は、全体の「24%」でした。特に50代の方では「38%」と、各年代を通じて最も多い割合となっています。

海外勤務の中で「働き方」や「働くことへの意識」に変化があったかという質問をしたところ、全体の67%の方が「あった」と回答されました。理由を拝見していると、最も多かったのが「働くことへの価値観の違い」でした。昨今ではワークライフバランスなどが話題にもなりますが、単に仕事と生活の時間バランスというだけでなく、それぞれの文化の中での労働観や人生観まで含めて考えている方が多いのが印象的でした。また、日本では大手企業にいた方が、小さな現地法人の責任者になることで成長できたという声もありました。
今後、自分自身が海外で働く可能性はあると思いますか?
【年代別グラフ】

かなりあると思う	12%	30%	9%	10%	13%
おそらくあると思う	19%	21%	21%	17%	19%
おそらくないと思う	46%	34%	49%	48%	45%
全くないと思う	23%	15%	21%	25%	23%
仮に今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けたと仮定します。あなたはどうしますか?
【年代別グラフ】[赴任先に関わらず、喜んで受け入れる]	全体:22%、20代:25%、30代:18%、40代:20%、50代:25%[赴任先によっては、喜んで受け入れる]	全体:37%、20代:47%、30代:43%、40代:34%、50代:37%[希望しないが、やむなく受け入れる]	    全体:23%、20代:13%、30代:21%、40代:26%、50代:21%[拒否する]                          	全体:18%、20代:15%、30代:18%、40代:20%、50代:17%
「喜んで受け入れる」と回答された方の理由より
国際的な視野を広げ、様々な経験を積むためにも、もっと海外の国家に行って勤務したいです。海外勤務は、嬉しくてありがたいことだと考えております。(24歳 女性) 会社が指名してくれたということは自分に期待してくれているということだから喜んで受け入れます。また、海外という環境で、ストレスを感じながら仕事をしてみたいから。(36歳 女性)
これからの日本の生き残り策として、海外との提携は欠かせないものとなると思われます。私はその架け橋となりたいです。(29歳 男性) 海外勤務自体、限られたチャンスだと思いますし、キャリアパスの観点からも、その後に有益だと思えるため。(37歳 男性)
貴重な自己成長のチャンスだと思う。グローバル化している時代にあって、国内でのみ業務が遂行できる社員は価値が低いと思う。(40歳 男性) 一度も海外勤務の経験がなく、人生の中で一度は異文化の中で仕事をしてみたい。チャレンジしてみたいという気持ちがあるから。(49歳 男性)
「拒否する」と回答された方の理由より
外国企業や外資系企業の持つ「数字重視」「能力重視」という考え方や価値観が、自分とは合わないから。(28歳 男性) マイホームがある。子供を日本の学校に通わせたい。生活を大きく変えたくない。(36歳 男性)
外国語ができないですし、昔から苦手なので、いっても仕事にならない。あとは、食文化が合わない。(38歳 男性) 家族を連れていることを前提にしたとき、危険地域だったり治安が悪かったりする地域だと問題だから。(40歳 男性)
これまで単身赴任での海外勤務も経験してきました。その中で、いざというときに日本に帰れなかったことが何度かありました。自分の仕事人生を振り返って、いまは日本にいて家族に力点をおきたいと考えているからです。(50歳 男性) 親の面倒を、自分が見なければいけないため。ゆくゆく介護の問題がでたときに、海外ではどうしようもできないから。(44歳 女性)
海外勤務の可能性がある転職先についてお伺いします。
a) 海外勤務の可能性がある会社を、転職先として選びますか?---【年代別グラフ】[積極的に選ぶ]全体:19%、20代:34%、30代:18%、40代:16%、50代:22%[選ぶかどうかは勤務先による]全体:13%、20代:25%、30代:13%、40代:12%、50代:14%[どちらでもよい]全体:33%、20代:19%、30代:37%、40代:33%、50代:30%[できれば避ける]全体:23%、20代:11%、30代:23%、40代:25%、50代:20%[絶対に避ける]全体:12%、20代:11%、30代:9%、40代:14%、50代:14%
b) a)で「積極的に選ぶ」とお答えした方にお伺いします。その理由は何でしょうか?---【年代別グラフ】
c) a)で「積極的に選ぶ」とお答えした方にお伺いします。転職して、どこの国・地域で働きたいですか? 最も働きたいところをお選びください。---【年代別グラフ】
自分自身が海外で働く可能性については「あると思う」とお答えの方が、全体の「31%」と比較的少なかったように感じました。また「海外勤務の辞令を受けた際にどうするか」という質問をおこなったところ、喜んで受け入れる方が、全体の59%でした。特に20代では「72%」が喜んで受け入れると、高い関心があることが伺えました。20代の方が海外勤務に期待するものとしては「自分の成長にプラスになるから」という意見が多かったです。逆に50代の方になると「海外の方が、自分の経験を生かせるから」という意見が多くなっていました。

海外で働くことは、文化の違いや環境の違いを乗り越えなければいけなかったり、会社の支援体制が整っていなかったりと、苦労することも多々あります。ただ、それは大きな自己成長の機会とも考えることができます。新しい環境に飛び込むことで、年代にかかわらず自己を高めてゆくことができると、今回のアンケートを通じて感じました。

なお、[en]転職コンサルタントでは、海外の求人情報も扱っています。こちらのページから検索することができますので、ぜひ活用下さい。
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