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5回 アンケート集計結果

「キャリア」について

自分のキャリアについて考えている人は「90%」。キャリアとは「自分の意思と戦略で築いていくもの」。
( ※ 一番多かった回答より )
第5回目は「キャリア」についてうかがいました。「自分のキャリアについて考えている」方は90%。キャリアに対する関心の高さがうかがえる結果となりました。また、キャリアについて考えている方のほとんどが何らかのかたちで転職活動をしていると回答しています。
今回は皆さんが「キャリアをどのように捉えているか」や「キャリアを考え、具体的に行っていること」そして、「実際に効果のあったもの」について詳しくお聞きしました。いつにもまして熱い思いやコメントをいただいております!キャリアを考える上で、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
今回もたくさんのご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
実施期間:2006427日~ 2006524
有効回答数:742
担当:事務局 いとう
自分のキャリアについて考えていますか?
考えている:68%、漠然とは考えている:22%、考えたこともあるが、今は考えていない:5%、気にはなるが、深く考えてはいない:4%、考えていない:2%
Q1で「考えていない」と回答された方に伺います。「考えていない」とした理由は、次のうちどれが一番近いですか?
考えても自分ではどうにもならないから:37%、地位には関心がないから:24%、考える方法が分からないから:13%、目の前の仕事が忙しいから:11%、順調なので、改めて考える必要がないから:4%、今の仕事で覚えることが多くそれどころではないから:4%、その他:8%[その他のコメントより]明確なキャリアアップ制度がないため、次に踏み出すとしたら転職よりも独立の可能性が高いから
Q1で「考えている」と回答された方に伺います。「考えている」とした理由は、次のどれが一番近いですか?
自分の価値を高めたいから:23%、プロとして仕事をしていきたいから:20%、明確な目標を持って仕事をしたいから:18%、将来が不安だから:11%、自分の好きなことをやっていきたいから:10%、力をつけていきたいから:8%、仕事を続けていくうえで必要不可欠だから:5%、エンプロイアビリティを高めたいから:2%、会社でキャリアについての希望などを聞かれるから:1%、その他:1%[その他のコメントより]自分がどこまでやれるか可能性を追いたいから、転職検討中のため、キャリアの見直しが必須のため
Q1で「考えている」と回答された方に伺います。キャリアのために具体的に行っていることは?(複数回答可)また、効果のあったものはありますか?
転職情報サイトに登録している:59%、転職活動をしている:49%、人材紹介会社に登録している :39%、資格取得を目指している:35%、キャリアに関する本や記事を読んでいる:29%、専門性を高める勉強をしている:27%、今の仕事を一生懸命がんばっている:24%、難易度の高い仕事を引き受けるようにしている:16%、語学の勉強をしている:15%、異業種交流会に参加するなど人脈を作っている:12%、会社に希望を出している:8%、専門家に相談している:3%、大学に通っている:2%、その他:2%[その他のコメントより]研修への参加、同志とキャリア開発のためのグループ勉強会、多くの人に合い、色々な環境を見てみる、大学入学を準備中
「効果のあったもの」のコメントより
転職活動を行ない初めて、改めて自分のキャリアの見直し・棚卸しをする必要に迫られました。自分のキャリアを見直す良い機会になりました。(41歳男性) 資格取得を目指して勉強したモノはそれなりに身に付いているので、たとえ試験に合格しなくともその分野での知識が抜群に増えて、仕事に生かせるようになった。(47歳男性)
社会人大学院をこの春修了し、異業種の仲間や今までの知識を再構築することが出来た。(48歳女性) 今の仕事を一生懸命がんばることで、自分の好きなことがはっきりした。(31歳男性)
担当業務をある程度マスターしてきたら、違う業務に配置換えを希望し、させてもらった。また、出来る限り出来る上司に就き、知識等を盗んだり聞いたりし、進んで色々な業務をさせてもらった。(31歳女性) 意外と効果があるものに、NHKの英語プログラムがある。分かっていることでも再度聞くことで、新しい発見をすることが多々ある。また、聞き流しているだけでも日ごろから英語に接することが出来る。(42歳男性)
異業種交流会でいろんな業界の優秀な方とお会いでき、今後が大きく変わりそうな気がします。(57歳男性) 難易度の高い仕事を引き受けるようにすることによって、上司からの信頼が高くなっているように思う。(30歳男性)
専門家の意見を聞くことで、自分では優位だと思っていたものがマイナスになっていたり、逆に弱点だと感じていた事がプラスになっていた事があった。所属が変わるたびに、「この道のエキスパートになってやる!」と専門性を高める勉強(社外セミナーや講習会)をしているうちに、要所を任される事が多くなった。(39歳男性) 転職サイトに登録することで、自分の市場価値の確認ができた。又、求人を見ることで、今後の転職活動に向けた方向性と自分のキャリアの不足点を認知し、現在、ビジネススクールに通うという具体的な行動が起こせた。(33歳女性)
社内で自分から見て仕事ができると思われる人に接近し、一緒に仕事をする機会をうかがう。(38歳男性) 信頼できる上司や同僚に積極的に相談(雑談など)し、コミュニケーションをしっかりとる。(31歳女性)
「具体的に行っていること」の上位3つを転職活動に関することが占めています。実際に転職をするかどうかは別として、常に情報収集をしておくことが主流になっているようです。転職サイトや人材紹介会社に登録しておくと、自分の希望や経験に合った求人情報を受けることができるため、自分の経験やスキルが転職市場でどのくらいニーズや価値があるのかを把握するのに役立ちますね。また、職務経歴書の作成は、自分のキャリア・スキルの棚卸しをする良い機会になるので、今すぐの転職を考えてない方も一度、職務経歴書を作成してみてはいかがでしょう。
[en]転職コンサルタントでは、職務経歴書の書き方やノウハウを公開しています。初めての転職で書き方がわからない、今の職務経歴書をブラッシュアップしたい、という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
キャリアについて相談したい相手はありますか?(複数回答可)
キャリアコンサルタント:40%、人材紹介会社のコンサルタント:39%、仕事と関係のない友達:37%、家族:25%、同僚:20%、上司:13%、母校の先生:2%、有名人:2%、その他:6%[その他のコメントより]元上司、前職の先輩・同僚、同業他社の友人、大学の先輩
キャリアについて相談したくない相手はありますか?(複数回答可)
上司:55%、同僚:31%、母校の先生:23%、家族:21%、仕事と関係のない友達:19%、キャリアコンサルタント:4%、人材紹介会社のコンサルタント:4%
あなたにとって「キャリア」はどのようなものですか?
自分の意思と戦略で築いていくもの:66%、自分史:22%、偶発的に築かれるもの:6%、あまり関係ないもの:2%、縁のないもの:2%、その他:2%[その他のコメントより]自分の意思と環境や人脈から形成されるもの、自分の意思と周りの人との縁で築かれていくもの、自分自身を磨くこと、蓄積し社会に奉仕する為の知識と経験
「自分の意思と戦略で築いていくもの」と回答された方の理由より
偶発的に与えられた仕事(配属された部署)だとしても、そこでしっかりとした「キャリア」を形成していくためには、自分が「どういう姿勢でどのような仕事をするか」にかかっている。そして、そのためには継続的な強い意思が必要であると考えている。(33歳 男性) 今の時代、キャリアはその会社での在籍年数や転職回数の多い少いで決まるわけではなく、いかに自分自身が日々努力してるかで決まるものだと考えているので、緻密な考え方とそれを実行する為に、自分の意思と戦略が必要だと思っている為です。(33歳 男性)
待っていてもチャンスは来ないし、チャンスが来たときに活かせないのはもったいないと思うので、日頃から明確なヴィジョンをもって仕事に臨みたいし、それを叶えながら、自信をつけ成長していきたい。(34歳 女性) スタート時は偶発的なものも考えられるが、その中で最大限に出来ることは何かを考えたときに、自分の戦略が大きなウェートを占めることになる。やみくもに突っ走っても、また、ただ流されるだけでもキャリアにならない。(42歳 男性)
ただ漠然と日常に忙殺される毎日も、それはそれで良いのかもしれませんが、やはり努力と強い意志を持って自己改善に励んでいかなければ現状からステップアップは出来ないと考えています。将来に期待があまり持てない昨今だからこそ、自分自身で人生を切り開いていくべきだと思っているからです。(39歳 女性) キャリアの形成とは自己責任による職務遂行や知識の集積による知恵の結晶と考えます。決して個人の力だけで積み上げられるものではありませんが、自己の意識が伴わなければ積算もされないものと信じています。些細と思える仕事でも考え方・取り組み方でキャリアの一部になります。(39歳 男性)
会社での配属は偶然に支配されることがあるが、業務を実行する中で自分の強み弱みを発見でき、その強みを生かせる道を見つけたいと思うようになる。それがキャリアの基礎となって社内で職を求め、場合によって社外に職を認めるようになる。(62歳 男性)  
「自分史」と回答された方の理由より
職務経歴書を作っていると、まさに自分の歴史のような気がします。やはり仕事は大事で生活や趣味にも影響を与えるものなので、人生そのもののように思えます。(35歳女性) 自然と身についたもの、必要性に駆られて習得されたもの、仕事に活かせることや現在はあまり役に立たないことなどなど、仕事をする自分、生きてきた自分の生い立ちを構成、説明するものだと思うので。(40歳男性)
何事も将来の糧になり得、経験してきたことはすべてキャリアになるから。(36歳男性) キャリアを積もうと思って積んだわけでなく、気が付いたら身に付いていたような感じです。(42歳女性)
キャリアが築かれ始めた当初、自分の意思だけでは説明できない偶然的なものも関係してくる為、必ずしも意思と戦略で左右できるものではないと思う。一方、偶発的に築かれるだけでは寂しいものがあると思う。やはり両者の渾然一体となったものがキャリアになっていくので、その過程を表現するにはやはり「自分史」という表現になります。(51歳男性) 自分の知識や感覚だけで創ったものは規定環境から脱するのが難しいが、自分の環境や条件(ある意味運命的な出来事)までも受け入れた上の人生に於いて、自分史の中で臨機応変に出来上がったキャリアは一意の自信と独創性があり、存在感を感じながら恒に向上心を燃やせると考えるから。(47歳男性)
仕事とはいえ、良くも悪くも自分の性格や経験等、反映し築かれてきたものであるから。(45歳男性)  
「偶発的に築かれるもの」と回答された方の理由より
仕事をしていくうちに、気がついたらこういうキャリアになっていた、というようなものだと思います。ただし、自分がなりたい方向性は常に意識し、チャンスがあったらいつでも手を上げられるように常に自分を磨いていく事が大切ではないかと思っています。また、自分では気付いていない向き不向きもあると思うので、与えられる仕事が希望と少し違っていても、積極的に仕事をしていく事で、キャリア構築に役立つのではないかと感じています。(29歳 女性) 私含め30歳代は、自分の希望キャリアと会社での現実職務がアンマッチしていることが多く、自分の希望が適わない中で、どうキャリアを作れるかがポイントだと思います。なので、私は、キャリアとは今の仕事と偶発して出来るものだと考えています。(33歳 男性)
頑張ってもどうにもならない部分と、自ずと流れに沿う部分と、今までの自分には偶発的な縁によるものが多かった為。(31歳 女性) とにかく、仕事に対して熱意をもってまじめにとりくんでいると、周囲がそのような方向性を導いてくれていくから。(37歳 女性)
時代とともにキャリアとして評価されるものが変化していっていると思う。キャリアになると思って取った資格などもあまり評価されてない友人が多い。(43歳 男性)  
キャリアの捉え方は百人百色ですね。また、自分の経験や環境、時代によっても変わっていくものだと思います。その中で、転職はキャリアに大きな影響を与えるものなので、じっくり考えていきたいですね。ひとりで考えることも大切ですが、友人や家族、専門家に相談するのも良いですよ。人材紹介会社のコンサルタントは日々多くの転職者と接し、さまざまなキャリアを見ているので参考になるアドバイスを受けることができます。もちろん、転職を考える前に、今の仕事に精一杯取り組んでいるかどうかを振り返ることも大切です。「目の前の仕事に一生懸命取り組めない人は、転職しても同じことを繰り返しますよ。」とあるコンサルタントが言っていました。キャリアや転職は、今目の前にある仕事の延長線上にあるということですね。
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