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25回 アンケート集計結果

「転職先企業」について

転職先企業を選ぶ際に優先するのは「勤務地」と「企業の将来性」。転職時の給与は、67%の人が年収アップを希望。
( ※ 一番多かった回答より )
第25回目は「転職先企業」について伺いました。転職先企業については入社してみないとわからないこともありますが、事前にできるだけ多くの情報を知って、自分の希望や志向に合った企業を選びたいものですね。今回は転職先選びの優先順位やこだわり、情報収集のやり方についてお聞きしました。また、転職経験をお持ちの方に「転職前に知っておけばよかった情報」についても伺っています。初めての転職をお考えの方、前回の転職ではうまく情報収集ができなかったという方には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

今回もたくさんのご意見をお寄せいただき、ありがとうございました。
実施期間:20071220日~ 2008123
有効回答数:576
担当:事務局 いとう
転職先企業を選ぶ際に優先することは何ですか?   優先順位の高いものを3つまで選んでください。
総合ランキングトップ5 勤務地:48%、企業の将来性:46%、社風・職場の雰囲気:41%、待遇・福利厚生:41%、企業の安定性:36%
【年代別グラフ】
転職する場合、こだわりはどのくらいありますか?
a)給与について[年代別グラフ]【現状維持でよい】全体:17%、20代:14%、30代:15%、40代:18%、50代:17%【今より1~50万円アップを希望】全体:26%、20代:25%、30代:31%、40代:26%、50代:19%【今より51~100万円アップを希望】全体:23%、20代:28%、30代:28%、40代:21%、50代:19%【今より101万円以上アップを希望】全体:17%、20代:23%、30代:16%、40代:18%、50代:11%【他の条件により、今より下がってもよい】全体:8%、20代:5%、30代:5%、40代:9%、50代:13%【特にこだわっていない】全体:9%、20代:5%、30代:5%、40代:8%、50代:21%
b)役職・ポジションについて[年代別グラフ]【現状維持でよい】全体:27%、20代:32%、30代:34%、40代:24%、50代:16%【今より高い役職・ポジションを希望】全体:24%、20代:28%、30代:23%、40代:25%、50代:21%【他の条件により、今より下がってもよい】全体:14%、20代:8%、30代:12%、40代:16%、50代:13%【特にこだわっていない】全体:35%、20代:32%、30代:31%、40代:35%、50代:50%
c)企業規模について[年代別グラフ]【大手企業(従業員数1000名以上)がよい】全体:13%、20代:26%、30代:14%、40代:9%、50代:10%【中堅企業(従業員数100~900名)がよい】全体:22%、20代:16%、30代:23%、40代:23%、50代:21%【中小企業(従業員数100名以下)がよい】全体:6%、20代:4%、30代:5%、40代:6%、50代:6%【特にこだわっていない】全体:59%、20代:54%、30代:58%、40代:62%、50代:63%
各項目を年代別にまとめてみると、20代は「社風・職場の雰囲気」や「上司・同僚の顔ぶれ」など、働く環境や人間関係を重視して転職先を選んでいる傾向があります。また、年代が上がるにつれ「企業の安定性」や「企業理念」なども重視し、職場環境だけでなく企業そのものを判断し、将来まで見越して転職先を選んでいることが伺えます。これは仕事内容やポジションの変化はもちろん、結婚や子育てによる家庭環境の変化も大きく影響しているのでしょう。

今回のアンケート結果の中で私が一番驚いたことは、「転職先の役職・ポジションに対するこだわり」です。転職先で今より高い役職・ポジションを希望する人はわずか24%。しかも、仕事で一番脂がのってくるはずの30代で23%と低いのが気になります。先日の新聞に『今の20~30代は、仕事より家族が大事』という記事が出ていましたが、まさにそれが反映された結果となっています。

実際、高い役職・ポジションにつけば、責任や苦労も大きくなり家族に負担をかけてしまうこともあります。ただ、それを乗り越えることによって自分自身が成長でき、家族ともさらに良い生活が送れるようになるのではないかと思います。なにより、上の役職・ポジションに就く人がいなければ企業の成長が止まり、若い人も育たなくなってしまうことが心配です。働く人だけでなく、企業自身も体制の見直しをしていく必要があるのかもしれませんね。

また、役職・ポジションへのこだわりの低さとは対照的に、年収アップを希望する人が67%もいらっしゃいました。年収アップを実現するためには、より高い役職・ポジションについて、責任や苦労を負う覚悟も必要です。転職にあたっては、ただ漠然と希望条件をつらねているだけでは、迷走しかねません。何を実現したいのかを、しっかり考えることが大切です。
転職経験がある方にお伺いします。
a)どのようにして転職先企業についての情報収集をしましたか?(複数選択可)人材紹介会社のコンサルタントを通じて:45%、転職先企業の求人情報を通じて:37%、ハローワーク等の公共機関を通じて:28%、転職先企業のHPを通じて:27%、新聞・テレビ・雑誌等を通じて:21%、転職先企業のHP以外のインターネット全般を通じて:18%、転職先企業の社員を通じて:11%、転職先の業界に在籍している人を通じて:10%、転職先企業の人事担当者を通じて:6%、新たな情報収集は行わなかった:2%
b)最も役に立ったと感じる情報はどれですか?人材紹介会社のコンサルタントからの情報:31%、転職先企業の求人情報からの情報:10%、転職先の業界に在籍している人からの情報:9%、ハローワーク等の公共機関からの情報:9%、転職先企業のHPからの情報:8%、転職先企業の社員からの情報:7%、転職先企業のHP以外のインターネット全般からの情報:6%、新聞・テレビ・雑誌等からの情報:6%、転職先企業の人事担当者からの情報:2%、役に立ったと感じる情報はない:10%
「人材紹介会社のコンサルタントからの情報」と回答された方の理由より
仕事内容について不安なく取り組めるように事前に説明があった。勤怠管理者の視点からの評価がどのようにされるかなど、職場で“うまくやっていく”秘訣も事前に教えてくれた。(33歳 男性) 直接企業のHRとやりとりをしているし、今までそのコンサルタントを通じてその企業に入った人がいる場合、'生の声'を得ることができるから。(26歳 男性)
コンサルタントならではのネットに出てこないような情報を得られる。また、面談などを通して、より的確なアドバイスが受けられる。(42歳 男性) 実際に私が働く先の上司となる方とお話をされていて、企業の求める人物像がはっきりとわかっていたから。(33歳 女性)
多くの企業の情報を知る方より、客観的な話が聞けるところ。(31歳 女性) 社風や離職率など企業の詳しい詳細情報がわかること。(30歳 男性)
職場の実情等についてざっくばらんに教えていただけた。(32歳 男性) 直接、企業に聞きにくいことも、自分に代わって確認してくれるから。(36歳 女性)
c)あまり有用でなかったと感じるものはありますか?(複数選択可)ハローワーク等の公共機関からの情報:33%、新聞・テレビ・雑誌等からの情報:26%、人材紹介会社のコンサルタントからの情報:18%、転職先企業のHPからの情報:17%、転職先企業の求人情報からの情報:13%、転職先企業の人事担当者からの情報:8%、転職先企業のHP以外のインターネット全般からの情報:7%、転職先の業界に在籍している人からの情報:5%、転職先企業の社員からの情報:4%
引き続き、転職経験がある方にお伺いします。転職先企業について、これを知っておけば良かった、という情報はありますか?(複数選択可)
社風・職場の雰囲気:35%、離職率:22%、評価制度:22%、待遇・福利厚生:18%、企業の将来性:17%、同僚・上司の顔ぶれ:16%、企業の安定性:15%、教育体制:14%、休日休暇:10%、業界での優位性:10%、企業理念:9%、勤務地:5%、企業規模・知名度:4%、その他:5%
「社風・職場の雰囲気」と回答された方の理由より
社風・職場の雰囲気は入ってみないと実感できないところがあり、事前に調べるのはなかなか難しいことですが、だからこそできる限りの情報が欲しい。(46歳 男性) 前回は失業の不安定状態からのがれたい一心で冷静な判断ができず、全く合わない社風の会社に入ってしまったことを後悔しているため。(49歳 男性)
人間関係がうまくいかなかったり、喫煙所がなかったりなど、転職先が自分にあわない環境だったため。(24歳 女性) 次の会社で腰を据えて一生仕事をしたいと考えているので、人間関係や職場の雰囲気は大事です。(32歳 男性)
社内の雰囲気を把握しないまま入社し、ギャップを感じることが多かったため。(48歳 男性) 社風は会社の姿勢にもつながると思うので重要です。(35歳 男性)
「離職率」と回答された方の理由より
退職した前任者と取引先とのトラブル処理に振り回された経験があるため。企業が新たな採用を行なう際、純粋な増員なのか、退職者の補充なのかくらいは、入社前に訊いておくべきだったと後悔したことがある。(34歳 男性) 入社してから前任の数人が何日も続かずに退職していることを知り、その理由も在籍してからわかった。私自身も条件の相違で1ヶ月で退職することに。わかっていれば最初から入社していなかったと思います。(30歳 女性)
前職を通じて、離職率が高いのには、必ず相応の理由があるとわかったので。(33歳 男性) 離職率はできるなら知っておいたほうがよい。高いとハードワークとなるリスクが生じるので。(27歳 男性)
「評価制度」と回答された方の理由より
評価体制がある程度、具体的に社外に示せるようでないと、実際に就業してから、直属の上司のタイプにより差がでると思う。(28歳 男性) 現在の会社の評価制度はウヤムヤにされている部分があり、300人以上の従業員が社長のワンマンで勝手に評価されているため、評価制度はしっかり確認したい。(48歳 男性)
転職者はその企業では真っ白な状態から勤務することになるので、きちんとした評価体制は頑張る基準になると思う。(29歳 男性) 評価は給料にも繋がるので、能力に応じて正当でなければ入社後、不満を感じるため。(29歳 男性)
[en]転職コンサルタントをご利用いただいている皆さんは、やはり人材紹介会社の利用率が高いですね。人材紹介会社のメリットは、情報提供だけでなく、自分の知りたい情報を企業に確認してもらえたり、自分の状況に合ったアドバイスが受けられる点にあるようです。特に、4問目の「知っておけば良かった情報」の上位にきている「社風や職場の雰囲気、離職率」などは直接、企業の人事には聞きにくいものです。そういった情報は、普段から企業に足を運んでいる担当コンサルタントに第三者からの意見を聞くのもひとつの手です。ただ、人材紹介会社からの情報が全てではありません。ご自身でも積極的に情報を集め、比較検討した上で、慎重に転職先を決めていただきたいと思います。
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