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15回 アンケート集計結果

「退職」について

退職願いを会社に提出後、退職するまでにかかった期間は「1ヶ月~2ヶ月」。退職までの手続きの中で、一番困ったことは「退職の意思表示」と「上司からの慰留」。
( ※ 一番多かった回答より )
第15回目は「退職」について伺いました。転職経験のある方とない方、それぞれにご意見を伺いましたが、やはり転職経験のない方のほうが、退職するまでにかかる期間や手続きについて慎重に考えていることが伺える結果となりました。今回は、「円満退職のためにやっておいてよかったこと」など、転職経験者のコメントを多数ご紹介しています。経験者の意見を参考にし、今後、退職することになった場合には、スムーズに退職の手続きを進めていただきたいと思います。
今回もたくさんのご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
実施期間:2007222日~ 2007321
有効回答数:785
担当:事務局 いとう
転職のご経験はありますか?
1回ある:24%、2回ある:19%、3回ある:16%、4回ある:9%、5回以上ある:12%、ない:20%
<年代別グラフ>[年代別平均転職回数]全体:2.0回、20代:1.1回、30代:1.9回、40代:2.3回、50代:2.3回
転職経験のある方にお伺いします。退職願いを会社に提出後、実際に退職までどのくらいかかりましたか?(複数回退職経験のある方は、直近の状況を回答)
2週間以内:10%、2週間~1ヶ月:32%、1ヶ月~2ヶ月:36%、2ヶ月~3ヶ月:11%、3ヶ月以上:11%
転職経験のある方にお伺いします。退職までの手続きの中で、一番困ったことは何ですか?
[総合ランキング ベスト5]退職の意思表示:23%、上司からの慰留:22%、担当業務の引継ぎ、後任教育:19%、年金・保険・失業給付等の手続き:11%、退職時の各種書類のやり取り:4%
<年代別グラフ>
「退職の意思表示」と回答された方の理由より
切り出すタイミングが難しい。直属の上司に相談という形で持っていったが、先輩社員に言わず通り越してしまったので、辞めるまでギクシャクした関係になってしまった。本当に難しい。(35歳 男性) 小企業だった為、人員不足は目に見えてわかっていたし、インストラクター業だったので、生徒の事等を考えると、退職していいのかどうかと何度も考え直してしまった。(24歳 女性)
上司への退職理由をどう説明したら理解してもらえるか。誤解が無いように伝えるためどうするかが問題であった。(45歳 男性) 自分が退職することで、余分な仕事を残っている人に押し付ける形になってしまうので悩みました。(41歳 女性)
いざ退職を意思表示する時になって、本当にこのまま転職することが良いのかと悩みました。(37歳 男性) 早期退職に応募しましたが、本当に退職していいのかと自問自答を繰り返し、1人で悩んでいました。(48歳 男性)
やはり新卒で入社した企業であり、色々とお世話になった方も多く、退職はそれらの方々に対する後ろめたさを感じさせる行為だったので。(35歳 男性) 現在着手している仕事の進み具合を気にしながら、意思表示のタイミングを探す事が精神的にも一番気をつかった。(37歳 男性)
やらなければいけない仕事が毎日あり、どのタイミングで退職の意思表示をしたらいいのか迷った。(46歳 男性) どうやって切り出せばいいか悩みました。「また明日言おう」と思って2週間くらいすぎてしまいました。。(27歳 女性)
退職の第一の理由は、上司とのおりが合わなかったためだが、嫌がられずに他の理由を考え付くのに困った。(28歳 女性) 上司や会社にはお世話になっていたので、心苦しい気持ちがあった。(29歳 男性)
「上司からの慰留」と回答された方の理由より
会社が吸収合併にあったのが退職理由ですが、残る側の意見を一方的に聞かされました。それを否定するわけにもいかず、だまって聞き過ごすしかなかったのは大変でした。“立つ鳥後を濁さず”と言いますし、慰留してくれる人への感謝の気持ちはあったので複雑でした。(41歳 男性) ただの形式的な慰留であれば断れたのですが、心からの慰留であったために、大変心を動かされ悩みました。だた、どうしてもステップアップしたかったために、本音で話し合い、最後はお互いに納得して退職しました。(34歳 男性)
一般的には1ヶ月前に意思表示をすれば、会社は拒否できないものと思っておりましたが、後任が定まらず退職日がぎりぎりまで決まらなかったことがあります。(43歳 男性) やはり、辞めるのは仕事であり、人間関係は嫌いではありませんでしたから、引き止められるともう少しいてもいいかな、とぐらっとしたものです。(39歳 女性)
退職時は課長として仕事をしており、また後任人事に適当な人物が不在で、後任決定まで待って欲しいと慰留が激しかった。(42歳 男性) 会社の仕事が順調に増えていて、私が仕事を何とかこなしていたので、会社としては、ダメージが大きいと散々言われた。(31歳 男性)
オファーのあった会社からすぐに来てほしいと言われ、1ヶ月後をめどにと言ったが、なかなか承諾してもらえなかった。(33歳 男性) お世話になった上司から慰留され、恩を仇で返すような気持ちになってしまったことがあります。(43歳 男性)
直属の上司やその他人事部の人達に呼び出され、数回退職理由の説明を求められ、慰留されたので。(25歳 男性) 退職をする時に上司が了承をしてくれなく、さらにおどしなどもあって困った。(30歳 男性)
「担当業務の引継ぎ、後任教育」と回答された方の理由より
引継ぎ業務が多く、後任者も仕事がいっぱいで、スケジュール調整に困った。また、引継ぎ日に後任者が体調を崩したり、急なトラブルの対応を優先したりする為、スケジュール通りになかなかいかず長引いた。(その為、有給休暇も、ほとんど消化出来ず)(37歳 男性) 人手不足、多忙な中での引き継ぎだったので、十分に引継ぎが行えなかったです。時間も無かったので有給も消化できず、結局退社日の後も数日、出社しました。(31歳 男性)
後任の人間が一人前になるまで育成してくれと言われた事。また有給休暇を消化しようとしたら、有給休暇中に出てきて指導してくれと(無給で)言われ、それを断ったら、給料を未納にされました。(31歳 女性) 専門的分野だったので、短い時間で100%は引き継ぐことなど最初から到底不可能でした。結局、「広く、浅く」といった引継ぎにならざるをえなかった。(45歳 男性)
引継ぎ期間中は、通常の自分の仕事や得意先との挨拶廻りも平行して進める為、1ヶ月間は緊迫感の連続で、かなりのエネルギーが必要。(51歳 男性) 一人で抱える仕事量の多さから、引継ぎも大変だし、退職が決まった後からも新規案件を持たされた。(43歳 男性)
会社清算のための業務が終わらず、引き延ばしになる事が多く、結局最後まで「付き合う」事になった。そのために、内定を断った会社もありました。(34歳 男性) 長年やってきた事を1ヶ月ほどで引き継がなければならなかった為、後任の理解度への不安及び顧客の信頼度の減少が気になった。(43歳 男性)
「退職」は転職活動の中でも特にデリケートなことです。業務の引継ぎや後任教育といった物理的なことだけでなく、上司やお世話になった人に対する心苦しさなど精神的な負担も伴います。上記のコメントにもあるように、いかに波風を立てずに退職するか、や、残る人に迷惑をかけずに退職するにはどうしたらよいか、ということに非常に気を遣っている方が多いようです。

退職理由が何であれ、自分が希望して入社し一定期間お世話になった会社を去る時には、お世話になった人達への感謝の気持ちを忘れず、業務の引継ぎをきちんと行い、気持ちよく退職したいものですね。
転職経験のない方にお伺いします。退職願いから実際に退職を行うまでにどのくらいの時間が必要だとお考えですか?
2週間以内:4%、2週間~1ヶ月:19%、1ヶ月~2ヶ月:41%、2ヶ月~3ヶ月:28%、3ヶ月以上:8%
転職経験のない方にお伺いします。退職までの手続きの中で、一番不安なことは何ですか?
[総合ランキング ベスト5]退職の意思表示:18%、年金・保険・失業給付等の手続き:18%、担当業務の引継ぎ、後任教育:16%、上司からの慰留:12%、退職申請後の給与・賞与の減額:12%
<年代別グラフ>
「退職の意思表示」と回答された方の理由より
退職することを自己の中で確定し、それを会社や周りに意思表示できれば、後のことは機械的に進めることができると思います。しかし、退職する「踏ん切り」をつけることが一番大変ではないでしょうか?(41歳 男性) 退職の意思を伝えることが最も言いにくいことであり、理解してもらうことが大変そうであり、同僚にも迷惑をかけることになるため。(29歳 男性)
いつもがんばっている上司の顔を見ると、とても言い辛いです。(41歳 男性)  
「年金・保険・失業給付等の手続き」と回答された方の理由より
手続きの不備などで将来年金がもらえなかったり、金額が低くなってしまうことがないか不安なため。また、退職から次の就職までの間に、もし間があいた場合は将来どうなるのかよく分からないため。(35歳 女性) 年金受給までに少し期間があり、この経済ケアと厚生年金の長期加入制度のための不足期間をどうしてカバーするかが課題である。(60歳 男性)
こればかりは、全て人任せ(総務任せ)であったので、そもそも何をどうしたらよいのかのノウハウが全くない。(43歳 男性) 私自身、まったく知識が無いため、どうやったらよいのか不安です。(40歳 男性)
「担当業務の引継ぎ、後任教育」と回答された方の理由より
今の会社では定期異動は1年に1回であり、年度途中での退職はすぐの後任がいない状態です。そのため、業務の引継ぎができずに周囲に迷惑をかけてしまう。(56歳 男性) 大企業でないため、各個人の力量に頼った仕事が多く、一通りのことを教えても、アウトプットの質が確実に低下することが予想されるものがある。(41歳 男性)
後任がすぐにみつかるかどうかが心配。後任がみつからないと、ずるずる延びてしまったり、担当のお客様に迷惑をかけるから。(26歳 女性) 残していく皆の将来に不安が残るため。(49歳 男性)
転職経験のある方にお伺いします。円満退職のためにやっておいてよかったことは何ですか?(複数回答可)
引継ぎ業務・書類等の整理:53%、上司への事前の相談:49%、退職日までのスケジュール管理:35%、同僚や後輩への事前の相談:24%、取引先企業への挨拶・後任紹介・引継ぎ:20%、後任の選任・教育:20%、年金・保険・失業給付等の手続き:13%、その他:3%
「引継ぎ業務・書類等の整理」と回答された方の理由より
仕事の担当は自分でも、会社宛てに依頼が来ていたものなので、やはり辞めた後に迷惑を掛けないようにするべきです。そして、それなりに会社で人間関係が築けていたなら、自分は辞める決心がついても、周囲が受け入れるのには多少時間が掛かると思います。特に直属上司やチームの同僚。引継ぎに関しても、ギリギリではなく、事前に根回しをしておく必要があります。(39歳 女性) たとえ会社都合での退職であっても、引継ぎ等は最後まで責任を持ってきちんと対応しておくべきだと思います。転職後の会社から元の会社にリファレンスを取ることもありますし、自分が気持ちよく先に進むためのステップと割り切って臨むことで、得るものも多かったです。(34歳 女性)
ある程度の職位を持って退社する時は、それまでの会社に対しての感謝の意を込めて、少しでもお役に立てる業務をこなす事、つまりは、後任者となりうる人物を選定し、経験・知識を継承する事は大事なことだと思います。(39歳 男性) 次の人が見つかっても数ヶ月は教えてあげて欲しいと、よく引っ張られるので、「これを見れば分かるようにしておきました。」と辞めるまでに、細かく仕事のマニュアルを作成しておいたら、スムーズにいきました。(38歳 女性)
自分が退社した後のチームワークは支障なく、業績維持にとどまらず、向上につながった。結果、自分自身の評価が退社前よりも一層高まり、自分自身の自信につながった。(29歳 女性) 誰にでもわかるように手順を踏んだマニュアルを残す。誰が見てもわかるようにマニュアルには、自分のカラーは消しておくことが大切です。(36歳 女性)
後任者の選任を待たずに引継ぎ業務(書類)は早めに準備し、上司に先に提出するほうが自身のスケジュールを優先できます。(41歳 男性) 立つ鳥後を濁さず、といいますので引継ぎだけは万全に。引継ぎが十分でないと会社から後々非難も。(51歳 男性)
円満退職の為には、後に残る人のことを考えて行動することが一番。そのためには、綿密な引継ぎが重要だと思います。(39歳 男性) 退社前には事前に引継ぎをきっちりしておくことが大切です。次の職場に行ってからも連絡があるし、業界も狭いので噂が出てしまう。(40歳 男性)
後任、引継ぎには全労力を費やしても良いと言っても過言ではない。仕事を辞める事は、始めるよりも大変だと痛感した。(34歳 男性) 引継ぎ書類等は常日ごろから作成しておけば、異動や退職の時も楽になります。(35歳 男性)
「上司への事前の相談」と回答された方の理由より
やはり退職予定の2~3ヶ月前には上司に相談し、徐々に後任を探してもらい、業務に差し支えのないようしっかり後任に仕事を引継ぎました。また、お客様やお取引先企業にご挨拶、後任紹介もきっちり行い、同時に失業給付金や健康保険について自分で調べたりしていたら、あっという間に退職の日を迎えました。全てきちんとやっておいて良かったと思います。(32歳 女性) 急な退職届けは業務を進めていく上で迷惑だと感じたので、事前に上司に相談しました。理解ある上司に助けられ、引継ぎ業務や書類整理など退職するまでの期間にスムーズに行える事ができました。同僚や後輩への相談は悩みましたが、当時退職をほのめかす同僚が多く、適切ではないと判断した為控えておきました。(29歳 男性)
心の中では退職する決意を固めていたとしても、まず上司に相談という形で話を持ちかけるのが筋道だと思うし、上司に理解してもらった上で辞めていくのがベストだと思うから。(47歳 女性) 事前に相談しておき、会社での待遇が改善されない事を理由に止む無く退職するという方向付けができたため、トラブルとならなかった。また、後任人事も部内組織図の変更で賄えたので他部署に対しての無理が少なかった。(47歳 男性)
直属の上司に1番に言うべきであって、同僚に先に言うべきではない。回り回って上司の耳に入ると、信頼関係を失って円満に退職できないから。(30歳 女性) ポジションの責任が大きいほど、早めに上司に相談して、きっちりと話を詰めておけばスムーズに退職ができると思います。(34歳 男性)
上司やスタッフと揉めてしまうことは1番避けたかったので、半年前から退職の希望を話して根回ししました。(27歳 女性) 先ずは上司への退職意思表示を受け入れてもらわないと、現場に混乱をきたす恐れがあった為。(45歳 男性)
「退職日までのスケジュール管理」と回答された方の理由より
円満退職は大変難しく自己満足も入りますが、出来るなら人に迷惑を掛けないように。「立つ鳥後を濁さず」。そのためにも、できれば、3~6ヶ月前より計画・準備することが必要です。(48歳 男性) ある程度のスケジュールを組んでいたが、引きとめにあうと引継ぎ者などがはっきりしないことがある。この事はある程度予測していたので、スケジュールに盛り込んでおいた。(43歳 男性)
転職先の入社日が決まっている事、そして多少のリフレッシュ休暇を計画的に取得する為に、退社日までの日程を管理する事で効率良く引き継ぎ業務ができました。(42歳 男性) 上司・同僚への事前説明と説得、計画性のあるスケジュール管理をしておいたので2週間足らずでオッケーでした。(61歳 男性)
仕事が一段落する時期から逆算してスケジュールを組んだためスムーズに退職できた。(43歳 男性)  
転職経験のない方の7割は、退職願いから実際に退職を行うまでに「1ヶ月~3ヶ月」必要だと回答しています。転職経験のある方に比べ、1ヶ月ほど長くなっています。実際は、2週間~2ヶ月で退職している方が多いようですが、勤務先に迷惑をかけずに退職をするためには、余裕を持って早めに退職の意思表示を行ったほうがよいですね。辞める側としては、1ヶ月前に伝えれば大丈夫だろうと思っていても、企業側にとって一人が抜ける穴は意外と大きいもの。特に、社内にめぼしい後任がいない場合は、新たに採用することも考えて、数ヶ月前には上司に相談をしておきましょう。

せっかく次の職場が決まっても、退職の手続きがうまくいかなければ、気持ちよく新しいスタートを切ることができません。勤務した会社から受けた恩を返すためにも、新しい職場で気持ちよく働くためにも、退職の手続きは慎重に行っていただきたいと思います。
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