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15/09/03 UP!
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トレンド

エネルギッシュなんだけど…続かない?! 「今どき大学生」と比較した「今どきミドル」の実態調査

失われた20年に青春時代を過ごした悲しき世代。編集長岡田です。

 

ジェネレーションギャップという言葉があるように、各世代では考え方や行動に違いが生じると言われています。私達ミドル世代を「日本の世代」に当てはめると、どのようにカテゴライズされるのでしょうか、整理してみました。

 

産まれた年
世代名(1)
世代名(2)
1961年-1964年 しらけ世代 新人類
1965年-1969年 バブル世代
1970年-1970年 氷河期世代
(失われた世代)
1971年-1974年 団塊ジュニア
1975年-1983年 ポスト団塊ジュニア
出典:Wikipedia

 

2015年現在で35歳~45歳の方は氷河期世代。46歳~50歳がバブル世代。それ以上が、しらけ世代となっています。

 

私は現在38歳なので、氷河期世代のポスト団塊ジュニア世代です。団塊ジュニア世代のように注目されることもあまり無く、「特徴のない世代」などと適当に十把一絡げに語られる事もしばしば。…悲しい世代です。

 

さて。私がいるエン・ジャパン株式会社の商品に、適性テスト『3E-IP』というものがあります。
企業が求める特性や能力を持つ人材を短時間で簡単に見極められる(手前味噌ながら)よく出来た適正診断のWebテストです。
このテストを受検した管理職の社会人371名と就職活動中の大学生18000名の傾向を、エン・ジャパン独自に集計した結果があります。こちらの記事が興味深い結果だったため、ご紹介いたします。

ワガママで上昇志向?!見えてきたミドル管理職の傾向

 

ミドル世代のコミュニケーション力の偏差値を見てみましょう。「意思伝達力」「論理的表現力」共に、若手管理職・大学生を抜いて1位ですね。さすが、知識と経験のあるミドル世代。貫禄勝ちといったところでしょうか。一方で、偏差値が低いのが「タレントマインド」と「対人調和力」。こちらは、一転最下位という結果に…。

 

タレントマインド = 他者の目に映る、”感じの良さ”を意識したコミュニケーションの取り方

 

企業がミドル人材を採用する際に不安に思っていることが、「自社の風土に合わないのではないか」「固定観念にとらわれて変化に対応できないのではないか」と言った点です。まさに企業が不安におもっている点が、結果に出ています。

 

これらの結果は世代間の差であるという仮説も成り立ちそうですが、積み上げたキャリアと年令によるものという解釈の方が正しいでしょう。一般的には年令を重ねるに連れ、役職もつき、部下に指示・命令をする立場になっていきます。

 

人の上に立つためには、当然ながら能力的に認められる必要があります。その過程で、必要な「意思伝達力」や「論理的表現力」が磨かれていく。反面、仕事上で周りに気を使うシーンが徐々に減っていき、「タレントマインド」や「対人調和力」が薄れていくという仮説が成り立ちそうです。

エネルギッシュなんだけど…続かない?

 

エネルギー量はどうでしょうか?

 

ほとんどの指標でミドル世代が1位を獲得しています。部下を動かし、会社を動かす。そういったシーンが多いであろうミドル世代ですから、エネルギー量が低くては成り立たないはずです。こちらの結果も納得感のあるデータでしょう。

 

上記に加えて、「性格特性」「創造的思考性」「ストレス耐性」「キャリアタイプ指向性」の結果を加えてみると次の様な解釈ができそうです。「ミドル世代は、自分の意思を持ち、思い切り良く決断して実行に移していくことができる。家庭よりも仕事を重視し、仕事に邁進するが・・・長続きせず、協調性に欠ける」

 

慣れ親しんだ今の会社に留まる上では、このままでもよいのかも知れません。しかし、転職となると話は別。転職活動をお考えのミドルの方は、今一度、協調性やタレントマインドという視点で自身に課題が無いかを見つめ直していただくと良いでしょう。

 

今後、下の世代が今のミドル世代に追いつき、同じテストを実施した場合。世代間で結果に差が出るのか、それとも同じような結果がでるのか。今後の追跡調査が楽しみですね。

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エン・ジャパン株式会社の適性テスト『3E-IP』。このテストを受検した管理職の社会人371名と就職活動中の大学生18000名の傾向をエン・ジャパンが集計し、発表しました。