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15/08/31 UP!
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ノウハウ

失敗しないミドルの面接術! 20代とは違う、ミドルが気をつけたい面接のポイント

転職活動では、越えなければならない壁が2つあります。
 
書類審査と面接です。

 
特に面接に苦手意識をお持ちの方が多いようです。

 

今回は、転職成功者の方々が自身の体験を綴ってくださる『転職体験レポート』から、ペンネーム、imunida(39歳・男性)さんとひらまさ(36歳・男性)さんの面接での失敗について見ていきましょう。

後戻りできない、面接での失敗

imunidaさんは、面接での失敗を以下の様に記してくれています。

自分を取り繕っていったがために失敗がありました。面接官から「この人はかなり詳しい」と思われ、専門的な質問内容になった途端、ボロが出始めました。

ひらまささんも以下のように。

面接という段階になって、私の人と面と向かって話をしたりするのが苦手という面が出てしまい、数社は面接で落ちてしまうことが続きました。選考に漏れた理由を確認するのを忘れてしまったので、どうしてダメだったのかがうやむやになってしまったのは失敗でした。

お二人共面接で苦労されたようですね。私も苦労しました…。

 

私の失敗例は、面接の場に(今思えば稚拙な)提案書を作ってもっていった事。一見良さそうな話ですよね。20代の頃の転職ではそれが通用していました。面接先の企業に対して「提案資料」を作成して持っていき、やる気と提案力を示すというものです。結果、内定を複数の企業からもらえました。今思えば「提案内容」よりも若さとヤル気を見て採用してくれたんだろうと思います。当時私を採用してくれた上司が、後になって私の採用理由をそのような理由だったと教えてくれました。

 

その成功体験を元にミドルに差し掛かった頃、同じような手法で面接に臨みました。しかし、ことごとく面接で落ちしまうという経験をすることに。エージェント経由で面接落ちの理由を聞いたところ、人物は良かったが、提案内容が良くなかったというフィードバックでした。

 

もちろん私の能力不足による提案内容の稚拙さが原因ですが、餅は餅屋。社内で実業務をされている方は、私が提案することなど既に考えていたわけで、驚きもなかったというのもひとつだったようです。経験や知識を問われるミドルだからこそ、面接官もそのあたりは20代の若手よりもシビアに見てきます。具体的な事業提案や改善提案は慎重に行ったほうがいいなと反省しました。

採用時に企業が重視しているのは「専門知識」よりも「人柄」

そもそも、企業がミドル人材の採用時に重視している点はなんなのでしょうか。 一般社団法人 人材サービス産業協議会が調査したアンケートでは以下のような結果になりました。
 

Q.中高年層を採用する場合、特にどのような点を重視しますか?
横棒のグラフ。1位は人柄で65%、2位が専門職種の知識や経験で58.7%。
 

「専門職種の知識や経験」を抑えて、「人柄」を重視するという結果に。弊社がコンサルタントに実施したアンケート「第21回 ミドルの市場価値の磨き方」でも、その人の市場価値を見る上で重要なのは「人間性」であるという回答が得られています。

 

ひらまささんは、まさにその点に注意して面接に望んだところ、面接に通過できたようです。

スカウトに応募して伺った人材紹介会社の方から、「会った瞬間の第一印象と、話している最中の姿勢から受ける印象はとても大事で、それがよくなかったのが原因じゃないか。」というアドバイスをいただき、その点だけは意識して面接に臨むようにしました。実際に内定をいただけたのは、私の経験と会社の求めるスキルが相当合致するということであったと思いますが、面接を通して私の印象・対応から面接官の方を味方に引き入れることができたことも要因だったという気がしています。

求職者が不安なように、企業もミドル人材が自社に適合するのか不安に思っています。ミドル人材は知識も経験もあるが、若手に比べ柔軟性や適応力に欠けるのではないか・・・と面接官も不安なのです。まずは、それを理解し、自分という人間を正直に面接の場で表現し、一方的なアピールではなく対話を心がけることが、面接通過の近道だと私は考えています。

 

多くの情報が溢れる昨今、とかくテクニック論に話が行きがちです。知識と経験のあるミドル人材だからこそ、まずは自分と正面から向き合い、キャリアの棚卸しをしっかりとする。なぜ転職するのか、その企業に自分がどういった貢献ができるのか、どうしたら自分がその企業に受け入れてもらえるのか整理する。まずは、そこから取り組んでみてはいかがでしょうか。

転職活動中の方へお二人からのアドバイス。

ひらまささん

たとえ充分な準備をしていたとしても、転職活動をしていると、どうしてもダメという時期がありますし、あれよあれよという間に上手くいくという時期もあるものだと思います。自分の納得のいく準備ができているのであれば、上手くいかないことが続いたとしても、自分を信じ、また周囲へのアンテナを張り巡らせて活動を続けることが大切です。ふとした瞬間によい方向へ動き出すことが必ずあるはずですので、その瞬間を見逃さないことです。

imunidaさん

「転職活動中は前向きに、明るく、ポジティブに行きましょう」とアドバイスしたいのですが、転職者にこれを求めるのはまず無理です。毎日が不安との戦いですし、もしかしたらこのまま仕事がみつからないのではと絶対に思いますから。しかし必ず、必ず自分に合う、自分を必要とする企業に出会います。それだけは信じて下さい。また出来るだけ友人と接するようにして、息抜きをし(やはり完全に息抜きをする事は出来ませんが、常に頭の中は転職の事が離れないため)不安を解消して下さい。それと出来るだけ多くの情報をキャッチして下さい。

 

お二人の優しいメッセージ、グッときました。面接まで行って不採用になると、本当に心にグサッときますよね。しかし、明けない夜はありません。自分を信じて前に進みましょう。

 

ひらまささん、imunidaさん転職成功おめでとうございました!

ひらまささんの転職体験レポート
imunidaさんの転職体験レポート

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