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16/04/28 UP!
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マネジメント・キャリア

「伸びるミドル」と「沈むミドル」

39歳から40歳。

 

かの心理学者ユングは、その間際のことを「人生の正午」(the meridian of his arc of life) と称しました。

 

美しく、かつ寂しげ。だけど、ステキな言葉だなと思います。まさに私もその時期に差し掛かっています。

 

この正午を転換点として、ミドル自身のキャリアは「伸びるミドル」と「沈むミドル」に二極化していきます。

 

 

「伸びるミドル」と「沈むミドル」

 

沈むミドルの特徴は、仕事の場面を離れたところの趣味やプライベートでの活動にふけりがちになり、そこに多くの時間を費やしていくという特徴が。

 

仕事はそこそこ、プライベートの活動だけはやたら充実。それ自体を否定しているわけではないのですが、キャリアという視点から考えるともったいない話だなと思います。

 

一方で、伸びるミドルは、仕事というキャリアの中で若手を育成したり、共同で仕事を創造する。自分だけではなく、若手が活躍できる環境を提供することを実践しています。

 

 

「人生の正午」にキャリアがわかれるメカニズム

 

アメリカの発達心理学者であるエリクソンによれば、ミドルに差し掛かった時に「これからのアイデンティティ」をどう築くかという課題に、向き合ったか否かだと言われています。

 

ミドル世代が向き合うべき課題は、自分より若い世代へ、意味があるものを、より高度な形で生み出し続けられるか、ということなのです。

 

過去の自分のベストジョブに固執し、人生の正午を迎えた時に「自分のピークは、あの時だったのか…」「もうあの頃のようにできない・・・」と自問し、その課題に向き合わず沈んでいく…という人が出やすいのがミドルの時期なのです。

 

そうではなく、若手の力を借り、共同で仕事を作り、若手を育て、より高次な仕事でマネジメントに携わっていく。その事がミドルのアイデンティティを築くのです。

 

それができないミドルが沈んでいってしまうのです。

 

 

伸びるミドルになるために

 

ミドルがキャリアを沈ませないためには、以下2点が重要です。

 

1)過去の栄光や蓄積で生きない

2)オレがオレが!の精神をやめる

 

常に新しいことに触れ続け、自分をアップデートし続ける。また、これまでの経験を若手にきちんと繋いでいき、若手を育てる。

 

若い世代の成長・発達を通じて、自分の発達を実感する。その段階をクリアできるかが、ミドルがキャリアを築く上で、重要な視点になります。

 

「今時の若いもんは!」とか言ってません?決して若年寄にならないように・・・。

 

ではでは。

 

[参考文献]
働くひとのためのキャリア・デザイン/金井 壽宏/2002

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39歳から40歳という人生の正午を基点に、ミドルのキャリアは二極化していきます。キャリアを沈ませないために必要なこととは?