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15/10/23 UP!
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マネジメント・キャリア

下位10%と上位10%の人材、マネージャーが時間を割くべきなのはどっち?

集団・組織のパフォーマンスを最大限に引き出すのが、マネージャーの仕事。

 

では、どうやったら、組織パフォーマンスを最大限に引き出せるのでしょうか。

 

元ゼネラル・エレクトリック社CEOのジャック・ウェルチさんと、今話題のラグビー日本代表監督、エディー・ジョーンズさん(以下敬称略)。

 

お二人の発言で、 組織パフォーマンスの向上について、全く間逆な発言がありました。非常に面白いなと思ったのでご紹介します。

 

 

組織パフォーマンスに関する2人の発言

 

ジャック・ウェルチは、組織活性化の方法を以下のように語ります。

できない人に時間を使うより、有能な人をより群を抜いて有能にしたくないですか? それが仕事なんです。下位10%に時間を使っても、それは生産的ではない。彼らにとっても、早く見切りをつけたほうが、他でうまくやっていく可能性が高い。とにかくこれが一番いい方法なんです。

[引用] logmi:「下位10%の人材に時間を使うのは生産的ではない」非情な人事システムの理由をジャック・ウェルチ氏が語る」より。

 

 

一方で、ラグビー日本代表で歴史的な成果を上げたエディー・ジョーンズは以下のように。

コーチとしては、上位10%にいる選手のことはあまりケアする必要はありません。常に期待通りのパフォーマンスをしてくれますから。-中略- 下位10%にいる選手たちを、中位集団に引き上げていくのです。そうすれば、1~2の評価の選手を5%にまで減らすことができる。私はそれを常に目標としています。

[引用] 書籍:『ラグビー日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズとの対話』より。

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お二人の発言の背景にあるものとは?

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お二人のお考え、なぜこうも真逆なのでしょうか。

 

対象が「企業」と「スポーツ」という分野に違いがあるから…ではなく、組織構成員の前提に違いがありそうです。

 

仮説でしかありませんが、プロフェッショナルとして、より誇りをもって働いているのがエディーさん率いるラグビー日本代表選手団ではないかと推察します。

 

「上位10%の人材が常に上を目指している」

 

この前提が、ラグビー日本代表では築けている。

 

そのため、エディー・ジョーンズは、下位10%の底上げに注力できているのではないでしょうか。

 

上位10%人材のモチベーションを維持し、プロモートするほうが、下位の人材を育てるよりもマネジメントコストが低いですし、レバレッジも効きます。

 

だからこそ、ジャック・ウェルチは上位10%に集中して、人の入れ替えを前提とする。それによって、企業という組織のパフォーマンスを最大化しているのではないでしょうか。

 

日本代表のプロ意識。それはエディー・ジョーンズが構築してきたものです。

 

組織全体が常に成長を意識したプロ集団であれば、マネージャーは下位10%に注力すればよくなります。彼の言うように、上位10%は常に期待通りのパフォーマンスを出すからです。

 

 

成功しているチームの構成要素とは?

 

エディーさんは、成功しているチームの構成要素を次のように解説します。
1.ハードワーク
2.楽しさ
3.規律(ディシプリン)
4.柔軟性(フレキシビリティ)

 

「組織がプロフェッショナル集団であれば、下位10%へ注力できる。そうでなければ、上位10%に注力した方が、効果、効率が良い」というのが、私の考え。

 

下位10%の人材に注力するためには、そもそもチームをプロ意識を持った集団にしていくことが先決ではないでしょうか。

 

組織パフォーマンスの向上についての考え方。

みなさんは、いかがお考えですか。

 

ではでは。

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元ゼネラル・エレクトリック社CEOのジャック・ウェルチさんと、今話題のラグビー日本代表監督、エディー・ジョーンズさん。お二人は、マネージャーの取るべき組織パフォーマンスの向上の仕方に、全く逆のお考えをお持ちのようです。その考えとは?