募集要項
- 募集背景
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1979年に石油危機を契機として省エネルギー法が施行され、工場において、設備の維持、使用方法の改善・監視とその報告書の提出のためのエネルギー管理士の選任が、また特定工場においては、公害防止管理者を選任する事が定められています。
これらの管理者の役目を、企業としても積極的に拡大させています。
理由は、CO2や排気ガス、排水等の”グリーン化”による企業イメージの向上によるビジネス拡大が直接的にあること、また従業員のエネルギー消費や公害等の認識は、各自の個別業務においても自然と根付き、それが業務改善へとつながり、かつそれを継続しようとするモチベーションにもつながるためのようです。
かつて、某企業の人事役員が言っていた極端な言葉として”ダメになった会社の従業員は、総じてダメだ”が耳に残っておりますが、これも上記の理由と相通じる気がします。
このように、今回の業務は第一に自社の工場管理としての業務ですが、それ以外に企業ブランドや全従業員のモラールの向上といった形而上大きい効果をもたらす業務です。
と同時に、グローバル事業が加速している同社では、海外進出においても不可欠な事です。
- 仕事内容
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担当業務と致しましては、環境保全活動の旗振り役である本社環境管理部にて、環境リスク管理を中心とした環境保全活動や、環境負荷削減を中心とした環境保全活動の企画・推進業務です。
特徴は、本社環境管理部所属であり、そのため国内及び海外の全ての事業所を一元的に企画、管理、啓蒙する業務という事です。
その事業所は工場だけでも部材の製造から組立さらには保管といった機能があり、また海外を中心にM&Aによる買収や合併さらには合弁といった多様な事業体まで含みます。
そのため、国内、海外への出張も有り、そこでの部門間の職制も含むコミュニケーションも必要となります。部門横断的な業務という事だけでなく、現在の状況や地域の特殊性も考慮された柔軟で発展性や創造性を持った企画力・推進力を求められます。
そして、公害等環境監査にしても、環境負荷削減にしても、常にその基準や規定が更新されているため、新たな最新の知識による対応が求められます。
具体的には、
■環境監査(国内、国外の工場、オフィス、現場など)や環境リスクアセスメント(実地)
■公害管理指導や公害管理設備・技術の標準化、監視・測定技術の高度化
(排ガス・排水処理設備、大気・水質測定機器など)
又は
■環境モデル工場活動の推進、進捗管理、水平展開
■環境負荷削減を切り口にした設備仕様・管理の標準化
(圧縮エア、蒸気などのユーティリティ設備、加工・塗装設備など)
■上記のグループ全体で推進すべき新たな施策の企画立案推進
※工場など各事業所への啓発活動、取りまとめ、フォローなどが中心業務
- 応募資格
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- 必須
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■メーカーにて工場勤務し、工場設備導入経験が有り、公害管理又は省エネ改善の経験(30代前半の方)
■工場全体の公害管理又は省エネの企画推進や本社企画部門への興味・素養(30代前半の方)
■工場での設備導入経験があり、公害・環境又は省エネ・環境に関する企画推進経験(30代後半以上の方)
■エネルギー管理士、公害防止管理者等資格(歓迎)
■学歴:大学卒以上
■英語力:業務上最低限度(TOEIC 500点以上希望)
- 歓迎
- ■エネルギー管理士、公害防止管理者等資格
- 募集年齢(年齢制限理由)
- ■年齢:30歳~45歳位まで(多少弾力的に考慮) (長期勤続によりキャリア形成を図るため)
- フィットする人物像
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■メーカーにて工場勤務し、工場設備導入経験が有り、公害管理又は省エネ改善の経験(30代前半の方)
■工場での設備導入経験があり、公害・環境又は省エネ・環境に関する企画推進経験(30代後半以上の方)
- 雇用形態
- 正社員
- 勤務地
- 大阪府大阪市(※転勤無)
- 勤務時間
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8:30~17:00 休憩 45分
- 年収・給与
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■年収650万円~850万円 (扶養・住宅・残業手当含、入社時一般職、35歳管理職扱900万円の方有)
昇給年1回、賞与年2回
- 待遇・福利厚生
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雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金
定年60歳(65歳迄定年延長)退職金有 諸手当(残業手当、通勤手当、家族・扶養手当、住宅手当他)
- 休日休暇
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土・日・祝日 GW・夏季・年末年始 慶弔、特別、有給休暇 その他
(年間125日以上)
- 選考プロセス
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■書類選考後、就業場所で1次、本社で2次の2回の面接後、内定通知
■1次面接は業務能力を2次面接は人事と部門責任者が人物面を確認