管理部長
Deputy Head of ITER Construction Project IO1117
掲載期間:25/07/16~25/07/29求人No:LFVDR-22
再掲載管理部長

Deputy Head of ITER Construction Project IO1117

ITER機構
管理職・マネジャー 新規事業 英語力が必要 土日祝休み

募集要項

募集背景
核融合エネルギーの実現には、ITERプロジェクトの成功、長期的な研究開発が必要であり、「核融合エネルギー開発を担う人材の継続的・安定的な育成/輩出」も大切な要素です。その人材育成の鍵となるのが「ITERプロジェクトでの日本人の活躍」です。
各参加国の職員枠は建設期の各極の調達分担割合に準じて設定されており、日本は100人以上の枠があります。
しかし、現在日本人職員数は約50名であり、他の国々の職員数に比べ約5%と低い割合です。
日本は国際的に大きな貢献が期待されいて、人材育成の観点からも日本人職員増員を望んでいます。
仕事内容
ITER建設プロジェクト副部長(DHCP)は、ITER施設の研究運転開始(SRO)段階までの完成、およびプロジェクトのその後の段階に必要な設計・納入活動を支援します。DHCPは、ITER建設プロジェクト部長(HCP)を支援し、HCPに報告する立場から、プロジェクト全体における一部の業務範囲の監督権限を委任しています。DHCPは、上級管理職の一員として組織を内外に代表し、マトリックス組織においてプロジェクトの「1つのプロジェクト、1つのチーム」の精神を体現し、建設活動を効率化します。

専門分野に応じて、選考された候補者は、ITERプロジェクト全体の関連分野を直接指揮することが求められる場合があります。
応募資格
必須
- 複雑な国際環境またはプロジェクト内での施設および関連システムの設計、調達、組み立て、試運転、運転に至るまで、大規模な科学的または技術的な国際プロジェクトにおける実証されたプロジェクト管理能力と成功した経験。
- 多国籍の協力による大規模プロジェクトでのプロジェクト/プログラム管理経験、安全性、リスク、コストの管理、進捗状況の報告を行い、人的および財務的制約の範囲内でプログラムまたはイニシアチブの管理経験。

学歴・言語条件:
- 技術分野、経営分野、またはその他の関連分野で「修士号」、「博士号」、または同等の学位を取得していること(必要な学位は、同様の職務に関わる豊富な専門経験や関連分野での追加のトレーニング証明書で代用できます)。
- 英語:流暢(スピーキングとライティング)。
- フランスのセキュリティクリアランスを取得および維持する能力。

歓迎
- トカマク装置、核融合、および核融合施設に関する技術的な知識は大きな利点となります。
- ITER プロジェクトに関する知識は大きな利点です。
- 意思決定の質と説明責任: タイムリーな意思決定を行うための判断力を活用して組織を前進させ、自分自身と他者に責任を負わせてコミットメントを果たす能力。
- 組織的知識: 複雑なポリシー、プロセス、および人材に関連する組織のダイナミクスをスムーズに操作して、プロジェクトのパフォーマンスに影響を与える障害を取り除き、作業を前進させ、あらゆるレベルのチームと関係者を関与させる能力。
- 戦略的マインドセット: 将来の可能性を予測し、それを画期的な戦略に転換する能力。
フィットする人物像
- 親しみやすさ、近づきやすさ、オープンさ、透明性、個人の誠実さ、説得力、部下の忠誠心を高めて利害関係者との合意に達するカリスマ性などの特徴を持つ、実証済みのトップレベルの経営管理スキルをお持ちの方。
- スタッフのやる気と育成を促す高いレベルのリーダーシップを持ちながら、リーダーが最も適切なレベルで意思決定を行う権限を持つように、部門の横断的な分析と効果的な意思決定を促進する包括的な環境を構築する能力。
- 強力なパートナーシップを構築し、すべてのプロジェクト関係者と協力的かつ積極的に連携して、品質、安全性、セキュリティ、および適用可能な技術的基準に準拠した合意に達することを目的とした提案とソリューションをもたらす能力。
- 多国籍の内部および外部のパートナーとの高度な戦略的交渉および影響力。これには、さまざまな情報や意見を求めて検討し、ITER プロジェクトの目的に沿った適切な提案や厳しい決定を下す能力と意欲が含まれます。
- 安全で安心な労働条件を支え、維持し、安全、健康、安心な労働慣行の最高水準を実施するプロジェクト文化を推進する能力。
- 高い基準で期限を守るために、困難に直面しても粘り強く取り組む能力。
- エンゲージメント、ビジョン、目的を推進する: 他の人に行動を促すようなビジョンと戦略を魅力的に描き出すことで、組織の目的達成に貢献するために人々が最善を尽くすような環境を作る能力。
- 高レベルの技術および品質管理の問題を効率的に解決し、プロジェクトのリスクを軽減する能力。
雇用形態
契約職員 (任期付き正職員)
※基本5年間の任期で『更新制度』があります。
勤務地
13067 Saint-Paul-lez-Durance France
風光明媚な「南フランス」です(マルセイユ空港から70kmほど)
勤務時間
8:30-17:30(週40時間勤務)
※テレワークの可能性あり(一定の条件下且つ業務上の必要性による)
年収・給与
手取り年俸 2300万円~2500万円以上(月給191~208万円・税引き後手取り額)
※「Take home salary」といって『年間手取り額』です(医療/死亡/傷害保険、年金、内部税差し引き済)!
※給与は現地通貨(ユーロ)で支払われます。表示の日本円は(1ユーロ=166円の場合です)
※諸手当は別途支給されます(配偶者手当、扶養低当て、教育手当)。
待遇・福利厚生
ITERの福利厚生は日本からの移住にも手厚いです!

<保険・年金>
医療保険、死亡・障害保険、年金基金
※ITER機構独自の保険・年金システムです。

<ITER職員の特権・免除>
・所得税の免除
・家具や身の回り品の免税輸入
・配偶者及び未成年の同伴子供について、労働許可証の免除

<福利厚生>
・着任時・帰任時の旅費の払い戻し
・引っ越し費用の払い戻し(上限金額有り)
・着任手当(契約期間が2年以上に限る)
・Welcome Office支援(ビザ取得支援、住居手配支援、仏語講座等)
・自己啓発のためのトレーニング、能力開発の機会あり
・カフェテリアあり
・コンシェルジュサービスあり(クリーニング、郵便など)
・スタッフつながりによるスポーツ、カルチャーアクティビティ
・銀行サービスあり
・ITERサイト駐車無料
・通勤バスあり(自家用車なしで通勤可能)
休日休暇
・週休2日制(土日休み)
・年間24日の有給休暇
・母国に帰省するための追加有給休暇付与(日本は6日)
選考プロセス
1. ITER職員公募会員登録(プレエントリー)

2. 応募書類(英文のCV, Cover Letter)の作成
  他提出書類(パスポートコピー、最終学歴の英文卒業証明書)準備
 リファレンス準備

3. ITER日本国内機関による添削
(メールでのやりとり)

4. オンライン応募
(ITER機構ホームページから)

5. ITER日本国内機関からの推薦
(推薦後応募者へメール連絡)

6. 書類選考結果通知
(推薦後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)

7. 面接試験
(結果通知から約2週間後、Teamsを利用したオンラインインタビュー)

8. 面接選考結果通知
(面接試験後約4~6週間後、ITER機構より合否に関わらずメール連絡)

※ITER機構のホームページより直接オンライン応募も可能ですが、ITER職員公募会員登録制度を利用し、添削支援を受けていただいたうえでのご応募をお勧めします。
※ITER職員公募会員特典:新規公募案内、応募書類添削、面接トレーニング(書類選考通過者に限る)、ITER職員公募関連イベント案内

会社概要

事業内容
ITERプロジェクトは、平和目的のための核融合エネルギーが科学技術的に成立することを実証するために、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクトです。

多国間の国際約束であるイーター国際核融合エネルギー機構設立協定により独自の法人格を有する国際機関であるイーター機構が設立され、同機構が核融合実験炉「イーター」を建設、運転することとなりました。現在、フランスのサン・ポール・レデュランスにイーターを建設・組立中です。

参加極は日本、EU、米国、韓国、中国、ロシア、インドで、2007年10月にイーター設立協定は発効しました。

「ITER」はラテン語で「道」という意味を持ち、核融合実用化への道・地球のための国際協力への道という願いが込められています。
設立
2007年10月24日
資本金
-
代表者名
Pietro BARABASCHI
従業員数
1,099名(2023年8月時点)
事業所
ITER japan/〒13067 St. Paul-lez-Durance (France)
ホームページ
https://www.iter.org/
入社実績
Kさん(36歳 / 男性)
トカマク冷却システム プロセスエンジニア
Iさん(43歳 / 男性)
ポートプラグ計測 計測サイエンティスト
Tさん(55歳 / 女性)
予算管理 セクションリーダー
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